環境方針
本投資法人及び本資産運用会社は環境ポリシーに則り、本投資法人の保有物件における省エネルギー、節水、リデュース(廃棄物等発生抑制)等の重要な環境課題に対して、環境負荷低減のための具体的な施策を定め、これらの課題に取り組んでいきます。
環境マネジメント
1.省資源・省エネルギーへの取り組み
省資源、省エネルギーを目的とした技術やシステムの導入により、運用する不動産において資源・エネルギーの効率的な利用推進に努めます。
2.環境負荷の低減
環境負荷の低減を図るため、不動産投資運用事業の関係者と協議し、節水、リデュース(廃棄物等発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)等を推進し、循環型社会の形成に努めます。
3.環境関連法規制等の遵守
環境関連法令・規則を遵守し、環境の保全に努めます。
4.環境教育・啓発
環境についての教育・啓発活動を行い、環境保全意識の向上に努めます。
5.環境コミュニケーションの推進
社会との幅広いコミュニケーションを図り、投資主、テナント、地域、取引先等の皆様に対し、環境方針や環境への取組み状況などの必要な情報開示に努めます。
設定目標
以下の環境関連指標について、年度目標を設定し、把握と管理に努めています。
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指標(原単位ベース) | 目標 |
---|---|
エネルギー使用量 | ポートフォリオのエネルギー消費原単位において前年度比1%以上の改善 中期的に5年度間のエネルギー消費原単位の平均を1%以上低減する |
GHG(温室効果ガス)排出量 | 2050年までにネットゼロを達成する ポートフォリオのGHG(Scope1、Scope2)総排出量を2030年迄に90%削減(2018年比) |
水消費量 | ポートフォリオの水消費量を増加させない |
廃棄物量 | ポートフォリオのリサイクル率を前年度以上にする |
パフォーマンスデータ
エネルギー消費量
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年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 対前年比増減率 |
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エネルギー総消費量(MWh) | 23,792 | 30,789 | 43,325 | 40.72% |
燃料消費量(MWh) | 1,652 | 6,328 | 6,901 | 9.06% |
DHC使用量(MWh) | 38 | 297 | 346 | 16.38% |
電力消費量(MWh) | 22,102 | 24,164 | 36,078 | 49.30% |
エネルギー消費原単位(MWh/㎡) | 0.0615 | 0.0786 | 0.1058 | 34.52% |
再生可能エネルギー活用量(MWh) | 18,575 | 19,849 | 21,731 | 9.48% |
GHG排出量
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年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 対前年比増減率 |
---|---|---|---|---|
GHG総排出量(t-CO2) | 9,687 | 12,808 | 16,802 | 31.19% |
Scope1(t-CO2) | 188 | 263 | 199 | -24.32% |
Scope2(t-CO2) ロケーション基準 |
3,515 | 3,593 | 3,794 | 5.59% |
Scope2(t-CO2) マーケット基準 |
472 | 472 | 288 | -38.83% |
Scope3(t-CO2) | 5,984 | 8,952 | 12,810 | 43.09% |
GHG排出原単位(t-CO2/㎡) | 0.0251 | 0.0327 | 0.0410 | 25.41% |
水消費量
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年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 対前年比増減率 |
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水総消費量(㎥) | 31,692 | 33,159 | 38,353 | 15.66% |
水消費原単位(㎥/㎡) | 0.0820 | 0.0857 | 0.0936 | 9.26% |
廃棄物量
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年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 対前年比増減率 |
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廃棄物総排出量(t) | 1,319 | 1,137 | 1,250 | 9.96% |
リサイクル率(%) | 54.82 | 49.72 | 48.85 | -1.75% |
廃棄物排出原単位(t/㎡) | 0.0079 | 0.0071 | 0.0068 | -3.77% |
上記パフォーマンスデータに関する注記
- 本投資法人が保有する全物件を対象としています。但し、区分所有物件・共⽤物件においては、持分割合に応じた数値を集計しており、廃棄物量についてはOf-18 エムズ原宿、Of-21 アデッソ西麻布、Of-25 茅場町平和ビル、Of-58 HF江坂駅前ビルディング及びRe-43 HF駒沢公園レジデンスTOWERを除くレジデンス物件は計算対象外としています。
- GHG排出量におけるScope3はテナントによる排出量を算出しています(カテゴリー13(リース資産(下流))
- 水消費量については共用部の水消費量を計算対象としています。
- 専有部と共用部における数値は、面積按分で算出しています。
- 過去の実績値について対象範囲、計算方法等の見直しにより遡及して修正する場合があります。
- 2022年度・2023年度・2024年度のエネルギー消費量、GHG排出量、水消費量データは、株式会社サステナビリティ会計事務所の独立した第三者保証を受けています。